早いものでアレから一年が経ってしまった。気分が沈んで全く進まなかった読み物も完結し、外では工事の車が少し減ったように思う。

　さて。おなじみネット上(というかツイッターだけど)では黙祷しましょうというヒトもいれば、原爆の日とかそういう日もイチイチ黙祷すんのかよ馬鹿なの死ぬのというヒトもいるわけで色々一騒ぎになっている。

　けどそれこそ、祈りたい人が祈りたい時に祈り、願い、何も思わなければ何もしなくていいんじゃないかと思う。

　乱暴な書き方とお怒りの方もいらっしゃいそうだがまあ続ける。

　自分の地域も断水や液状化など他人ごとでは無いので感じるのだが、こっちは不謹慎もクソもないしそれどころではない。誰かを失った人も、まだあの人は生きてるんじゃないかとか、終点にするには早いと思うヒトもいるんじゃなかろうか。

　ガレキの受け入れだって心のどこかでは皆怖くて嫌だと思っているだろうし、それでもガレキから放射能が出るわけじゃないからもう困らないという非災害のの地域の方もいる。知り合いの友人が亡くなったから思い出して偲びたいというひともいるんじゃなかろうか。

　だから黙祷一つでお互いに賛成も批判も突っかかってる暇があったら勝手に自分の志を突き通せばいい。果たして自分のほんとうの意見はどうなんだろうか。冷静に思い返して欲しい。誰かがこういったけど、とかは無しで。

　私はひとまず、もう少しできることをやってから、思い偲ぶ予定だ。

　祈るだけは偽善だと思うがそういう人は後世に裁かれるし、批判だけするならもう関わるなってなるしね。

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