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ああ、江戸川乱歩を欲しているんだなと思った次第。
久方ぶりに本屋へ行った。
ヴィレヴァンなんですが、あそこはいい意味で個性的な本が多くていい。
で、
最近作品幅狭いなー勉強しないとなあ
漫画とか小説読まないとなあ
と思っていたので、ぱっと目に付いた江戸川乱歩の短編を手にしてみた。
結局買っては居無いし、既読の本だからとおもって
パーッとめくった所
まあ今読んでも楽しいじゃないか。
確か7年くらいかもっと前に読んだのですが
今改めてよんでみると、彼の文章には美しさがあると思います。
文形式の美しさってなんだろうと、
お世話になっている某方のブログを拝読してそのままだったんですが
今コレを書いている時点で気がつきました。
漱石先生や芥川さんも読んだ上での感想なのですが
乱歩作品を読み返したくなるのは
文章の描き方に独自の耽美性があるからだと思うんです。
漱石先生は理論に、芥川さんは想像に訴えてきますが
乱歩さんは生理的感覚に訴えてくる感じです。
勿論漱石先生の我輩はとか、芥川さんの鼻とかも面白いです。
唯なんというか。
自分が目指している作品傾向を見事に捕らえてきている。
勿論そういうものはかけないけれども
うわあ、後味悪いなあ、でも時間を置くと読みたくなるなあ。
という感じです。
じわじわと読者の心に侵食して離れない。
グロであるはずなのに美しさを感じる。
彼の文章使いにもそれが現れている気がする。
漱石先生は少し難しく書くし、芥川さんは読ませるように。
卒論の北村透谷は詩人ですがどこかロマンある感じだった気が。
それは兎も角、人間椅子に限って謂うと
男の書簡から愛が溢れているんですよ。
ちょっと美化しすぎた気もしますが
今読んだら、なんだこのストーカーとか思うと思うんですが
それを感じさせない上品さがあるように思います。
兎に角ああ、やばい。
コレはもう一回図書館で借りてこようと心に刻んだのでした。
ヴィレヴァンなんですが、あそこはいい意味で個性的な本が多くていい。
で、
最近作品幅狭いなー勉強しないとなあ
漫画とか小説読まないとなあ
と思っていたので、ぱっと目に付いた江戸川乱歩の短編を手にしてみた。
結局買っては居無いし、既読の本だからとおもって
パーッとめくった所
まあ今読んでも楽しいじゃないか。
確か7年くらいかもっと前に読んだのですが
今改めてよんでみると、彼の文章には美しさがあると思います。
文形式の美しさってなんだろうと、
お世話になっている某方のブログを拝読してそのままだったんですが
今コレを書いている時点で気がつきました。
漱石先生や芥川さんも読んだ上での感想なのですが
乱歩作品を読み返したくなるのは
文章の描き方に独自の耽美性があるからだと思うんです。
漱石先生は理論に、芥川さんは想像に訴えてきますが
乱歩さんは生理的感覚に訴えてくる感じです。
勿論漱石先生の我輩はとか、芥川さんの鼻とかも面白いです。
唯なんというか。
自分が目指している作品傾向を見事に捕らえてきている。
勿論そういうものはかけないけれども
うわあ、後味悪いなあ、でも時間を置くと読みたくなるなあ。
という感じです。
じわじわと読者の心に侵食して離れない。
グロであるはずなのに美しさを感じる。
彼の文章使いにもそれが現れている気がする。
漱石先生は少し難しく書くし、芥川さんは読ませるように。
卒論の北村透谷は詩人ですがどこかロマンある感じだった気が。
それは兎も角、人間椅子に限って謂うと
男の書簡から愛が溢れているんですよ。
ちょっと美化しすぎた気もしますが
今読んだら、なんだこのストーカーとか思うと思うんですが
それを感じさせない上品さがあるように思います。
兎に角ああ、やばい。
コレはもう一回図書館で借りてこようと心に刻んだのでした。
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