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 この記事はレビューではなく、改めて読んだらやっぱりいいなあって思ったので書きました。なのでざっと読んでいただければ幸い。

 今日の漫画は此方。『交通事故鑑定人 環倫一郎』
 古本屋さんとかにも殆ど無い希少な作品の一つですが、此方で読めます。→http://www.j-comi.jp/book/comic/22#

 (此方のサイトは、作者さんのブログでもかかれておりますが合法のサービスです。きちんとしたものですのでご安心下さい。心配な方は作者様のブログ(樹崎 聖のものがわかりやすいでしょう)もお読みください。)

 さて。前置きが長くなりましたが、交通事故鑑定は最近少しずつ知名度が上がってきている印象がある職業ではないでしょうか。一応補足しておくと、タイヤ痕やキズ、摩擦から事故を検証していくお仕事です。詳しい内容や人物は割愛しますが、青年モノには珍しくお色気に走っていない。けれど程良く女っ気もあるので読んでいて苦痛にならないものです。

 が。私が書きたいのはそんなことじゃあない。

 車と、車に対する情熱、そして昔の古き良き時代の『いざという時頼れる主人公』この三点が実にイイ。
 こっちに書く前にもかなり前に全巻走破したんですが、まず惹かれるのは手引きのような枠線ではないでしょうか。絵柄と物語にマッチした枠線というのもなかなかオサレ。何より意識しないでもスイスイ入ってくる部分がいいです。べた褒め過ぎて気持ち悪くないように難点をあえて挙げ得るなら繊細すぎる事かもしれないですがまあそれは置いておく。

 車に関しては見せるだけではなく、走りの勢いでしょうか。なんていったらいいか。……刀を博物館で見るだけだと美術品としかおもわないけれど、時代劇とかで動いているのを見て使いたくなってくるのと同じ感じだと思っていただければ。……お察し下さい。燃費とかを考えるとクラシックカーを運転するのは現実難しそうなんだけど、あこがれに似たものを感じる。

 主人公について。主人公はタイトル通り環倫一郎(たまき・りんいちろう)という男性で交通事故鑑定人。前にも上げたように『いざという時頼れる主人公』です。作者さんもこだわったという、彼の、仕事に切り替わる瞬間というのが実にわかりやすく、ワクワクするのです。金田一でいうところの「じっちゃんの名にかけて」ですね。
 わかりやすいというのもセリフではなく、唯閉じた瞳を開く、んですが、引き立つのは倫一郎の性格の穏やかさがあるからかもしれない。

 お時間があるときは是非是非どうぞ。一巻のみでもオススメです。
 

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